ひき逃げ事故の結末

母が交通事故で4トントラックにひかれて両足、左腕を粉砕骨折し、示談に弁護士を立てて話を進めました。

事故自体はひき逃げ事故として警察に処理されたようです。

警察が手配してトラックを見つけたのは事故とは全然別の場所だそうです。

警察の現場検証では母が4トントラックの横にミニバイクで突っ込んだ様に解釈されて事故報告書が警察から各保険会社に回りました。

その時点で相手の保険会社が出した答えは母が100%の事故割合で悪い評価になっていました。

母は強制保険にしか加入していなかったのでこちらの保険会社は示談する専門の職員もいなく、書面で母親が8割悪いと評価してきました。

双方の保険会社から答えが出るまで3か月ほどかかりました。

その間も母親は病院で3度目の手術を終えたころでした。

粉砕した骨にボルトを通し、骨が再生しない場所には金属の骨が入れられました。

皮膚も移植を2か所ほど、大手術になっていました。

その頃、警察に逮捕された加害者は病院に見舞いに来ました。

免許証を取られ、会社も辞めないといけないと話していたそうです。

ひき逃げなので、100%加害者が悪いと思っていましたので、母側の保険会社が8割母が悪いと経過を報告した時点でショックでした。

その時点からこれは自分の手には負えなおと思い、きちんと弁護士に依頼する事となりました。

それからも双方の弁護士は一ヶ月に一回程度のやり取りで、こちらとしてもやきもきしました。

また事故の責任負担と行政処分は別個の物と思い知らされました。

相手側は免許証を無くし、会社も追われ、30日の拘留を余儀なくされましたが、事故の責任割合は最後に母が8割悪いとして弁護士を通して通達して来ました。

こちらとしては弁護士を立てての話し合いでしたので、何か煮え切らない思いの事故処理でした。

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